原料と産地について | 地元の生産者と共同作業 |
調理へのこだわり | 山椒ファクトリーとは? |
より豊かな食生活へ | 日本の山椒と中国の山椒 |
専用農園で、苗木の育成、栽培方法から収穫時期まで、厳しい自社基準をクリアした山椒だけが
「ぴりはりま」と呼ばれます。
温暖な気候で、自然豊かな兵庫県播磨産
実が小さく、ふっくら柔らかい
有機JAS認定取得※一部原料
丈夫な苗だけを専用農園に植え替えられます。
②農園に植え付け
1年後、1本1本丁寧に植えていきます。
③有機肥料・水やり
根が浅く乾燥しやすいので、特に夏場はたっぷりの水を与えます。
また、水や肥料が行き届くよう下草の手入れも頻繁にします。
④病気や害虫を防ぐ
蛾の幼虫の食害を受けやすいので、定期的に見回り見つけたら取り除きます。
⑤剪定
風通しを良くし、実に栄養が行きとどくように余分な枝を間引いたり、背が伸びすぎるのを防ぎます。
⑥開花
山椒は雄株と雌株があり、それぞれ異なった花が咲きます。
雄花は黄色く小さな花が咲き、雌花はやがて実山椒になります。
雌花 → 実山椒へ
⑦収穫
それぞれの商品に適した摘み取り時期を見極め、1房ずつ手摘みします。
収穫後、直ぐに加工します。
独自の低温調理法で山椒の爽やかな香り、食感、色合いにこだわって調理します。
鮮度の劣化が早い山椒の実は、早く調理を始めることが、爽やかな香り、刺激、食感を味わう為の秘訣です。
山椒の実には、細い果軸が付いていますが、食感を損なわない為に、複数の工程で、小枝などを丁寧に選別します。


山椒の爽やかな香り、食感、色合いを最大限に生かす為、兵庫県播磨特産の淡口醤油と独自の低温調理法で調理します。
山椒はしびれるような刺激的な辛みと柑橘類特有の爽やかな香りをもつ、ミカン科の香辛料です。 春先に咲く花は季節を味わう高級食材として、 実が熟す前の若い実は「実山椒」の佃煮として 初夏に芽吹く若葉は懐石料理などで使われる「木の芽和え」として 秋に完熟する果実の外皮は乾燥させて粉にし「粉山椒」として 山椒は、ほとんどの部分を無駄にすることなく使えます! 山椒のピリッとした辛さの成分(サンショオール)は、食欲増進、胃の活性化、冷え性の改善や痛みを軽減する効果があります。 また、食材が持つ本来の味を強く感じさせる働きがあるとも言われています。 山椒のピリッとした辛さの成分(サンショオール)は、塩味の味覚刺激を増幅させる効果があるということがわかってきました。これにより味覚の認識が鮮明になり、素材本体の味をしっかりと感じることができるようになるとも言われています。 「ぴりはりま」は、調味料に頼った食事から、素材のおいしさを楽しむ食事へと、食にライフステージをより豊かなものへと変えてくれます。 山椒の原産地というと、日本と中国があげられます。 中国の四川料理の香辛料に代表される山椒は『花椒』と呼ばれ、日本の山椒とは同族異種にあたります。花椒は、熟して水分が飛んだ赤い果皮がはじけて花のように見えることが語源と言われており、乾物としての利用がほとんどです。 日本の山椒は、鮮やかな緑色と爽やかな柑橘系の香りが特徴の繊細な薬味ですが、麻婆豆腐に山椒を使ったり、うなぎのかば焼きに花椒を使うと、非常に違和感が出るほど両者の味に違いがあります。